錯覚はなぜ起きる?
こんばんは!
今週もお疲れ様でした、かなりきつい週だったので個人的にはホッとしています。
今日は課題のプレゼンがあったのですが、教授に不明な点を突っ込まれた時に文字通り”嫌な汗”が出てるのを実感し、あー早く帰りてー。としか考えられなくなりました笑
さて、今回の内容ですが僕が勉強している心理学をまとめていこうかなと思います。
とても面白い内容なので皆さんに知っていただきたいというのと、ブログに起こすという行為を通じて自分の中に落とし込みたいという思いがあります。
ではさっそく本題に入りましょう、本だけに。
数えてみよう
まずはじめにこの動画をみて、白のチームが何回パスをしたかを数えてください。
本気で取り組んでください、気合い入れましたか?
数えましたか?
答えは15です。
あってた人ー!!!
まあ、あってようがなかろうが言いたいのはこれじゃありません笑
皆さん、ゴリラが途中で横切ったのに気づきましたか?
気づいた人は素晴らしい、でも気づかない人も多かったのでは??
二つの仕組み
皆さん例えば怒った人の写真をみて、この人がどんな感情だと思いますか?と聞かれたらすぐに怒っていると答える自信があると思います。
でも18×73は?と言われたらそれなりの負担を感じますよね?
人間には無意識のうちに自動的に何かをこなす仕組み1と注意力を要する仕組み2との二つがあるんです。
そして仕組み1が無意識ということが重要なんです。
人は何か物事を処理するとき、ほとんどを仕組み1が処理しています。
その仕組み1で処理しきれない時に初めて仕組み2が作動するんです。
そして仕組み1を通して得た直感や印象を仕組み2というフィルターを通して物事を認知するのですが、仕組み2はサボりたがりなので大体はスルーして脳にその情報を伝えます。
先ほどのパスの動画の際は、仕組み2の負担がとても大きくなっていました。
仕組み2の能力にも限界があるので他のことに注意を向けるだけのキャパシティーがもう残っていません。
ゆえに仕組み1の印象を通してパス以外の見える世界を脳に伝えるのですが、システム1はバスケットコートを通り過ぎるゴリラなんて想定されていません。
予想されていない刺激を察知するには注意が必要ですが、その注意するための仕組み2が何か別のことを取り組んでいたら。。。。
そう、その刺激を察知できない、要するにゴリラを見落とすんです!
錯覚
皆さん一回はこの図形を見たことがあるのではないでしょうか?
これはミュラー・リヤー錯視と言われる、同じ長さの線なのに下の方が長く見えるという有名な錯覚の例です。
これも仕組み1と2が関係しています。
この線分を見た時に仕組み1が長さが違うと瞬時に捉えてしまっては、僕たちが注意力を持ってこの線分の長さは同じ!と思って見ても、全然そうは見えないんです。
仕組み1が処理しきれないとなって初めて仕組み2が動員されるので、仕組み1が無意識のうちに処理してしまってる以上、僕たちには成す術がありません笑
なのでこのような錯視に出会って騙されないためには、こんな錯視があるんだなと知っておくことぐらいなんです笑
人間ってなんと無力。。。
さて、今日は簡単に錯視について説明しましたが錯覚というのは目だけではなく施行の際にも起こります。
もしかしたらそれらについても記事を更新するかもしれません。
割と気分です笑
ということで!ここまで読んでくださってありがとうございました!
また明日!