生き物のいろいろ
※クマンバチの話をしており、下の方で画像を出しているので苦手な人はご注意を!
こんばんは!
今日は日曜日、サザエさんブルーに陥ってる人も多いのではないでしょうか。
実際、小学校の頃とかサザエさんを見るとまあまあ萎えた覚えがあります笑
一人暮らしを始めてからすっかりテレビを見る習慣がなくなりましたが、それまでは日曜日はサザエさん、鉄腕DASH、イッテQ、行列のできる法律相談所、このラインナップが豪華すぎてなかなか充実してたような気がします。
でも行列ができてるところ見たことないんですが、なんなら弁護士の人数がどんどん減っていった気がしますが、まあ細かいところは気にしないスタイルで行きましょう。
さて、今日の生き物のいろいろについて書きましょう。
バイオテクノロジーといえば、「遺伝子組み換えやiPS細胞といったいわゆるミクロな世界で顕微鏡を覗きながら難しい作業を行う」みたいなイメージを持ってらっしゃる方も多く居られると思います。
ただ今回はそんな難しい話ではなく、生物に関する面白い小話を紹介しようかなと思います。
「バイオミメティクス」という単語を耳にしたことある方はいらっしゃいますか?
その話をする為にまずはマジックテープのお話を少し。
マジックテープって皆さんご存知の通り、良く靴とかAdidasの財布とかで使われてるあのビリビリ!って音がなるテープのことです。
ちなみに僕はその靴も財布も今は使っていませんよ、本当です。
あれって何回外してもテープみたいにくっつく力が落ちることがないじゃないですか?
だから着脱が何回もできる不思議なテープという意味でこの名前がつけられました。
テープを良く見てもらったらわかるんですが、フックみたいになってる面と輪っかがある面があります。
その面同士を接触させた際にフックが輪っかに引っかかって外れなくなるという仕組みです。
この仕組みを発明する手がかりとなったのがゴボウの実なんです。
小さい時公園などで遊んでいるとひっつき虫とかいって小さい緑色のタネが服にびっしりこびりついていた経験、皆さんありませんか?
あれ、服を燃やしたらすぐに取れたのでくっつき虫に襲われるたびに服を燃やしていました。
嘘です。
開発した人はゴボウの実が自分の犬にくっついているのをみてそこから着想を得たそうです笑
このように自然界には生き物が独自に発達させてきた構造があり、そこから工学に応用しようという学問がバイオミメティクスです。
なんか取っ掛かりとしては楽しそうじゃないですか?笑
他にもバイオミメティクスの例を挙げると
・サメ肌ー水泳用の水着
・トンボの複眼ーカメラのレンズ
・蛾の目ー無反射フィルム(蛾は夜に目で光が反射して敵にバレることが無いよう光を反射しない構造を持っている)
・ナメクジー接着剤
などがあります!
生物の構造はアイデアの宝庫というわけです!
話は変わって皆さん、クマンバチって知ってますか?
なかなか大きいハチでお花畑などで良く見かけます。
そのサイズゆえに結構逃げ出す人がいますが、極めて温厚な性格なんです。
しかも、毒針は雌しか持っておらず自分から寄ってくることは滅多にありませんのでご安心を。
そのクマンバチ、今まで飛べる理由がわかってなかったんですよ。
サイズと羽の大きさがどう見てもマッチしてないんですよね笑
それで人間が出した結論が「クマンバチが飛べると信じているから」だそうです。
完全に居酒屋で出した結論ですね😇
ただ、最近になってわかったんです。
人間にとって空気ってサラサラですよね、というかサラサラすらも感じない、無なはずです笑
ただ、クマンバチは人間に比べて体がはるかに小さいので相対的に空気を組成する分子の大きさが大きくなるんです。
極端な例でいうと人間が水の中にいるような感じで、クマンバチにとって空気は粘度が高いんですよ。
だから飛べるっていうね(ドヤ)
へえへえへえへえ。👀
聞こえてきます。
この考え方は今では航空力学に大きな影響をもたらしています。
さて、生物に関するわからないことはまだまだたくさんある中、生物の研究をすることの意義が皆さんに少しでも伝わったでしょうか。
なんか難しい事やってる割には趣味の域を脱してないんじゃないかと思われるかもしれませんが、生物の研究って、、、、、大事なんです。
ここまで読んでくださってありがとうございます😊
また明日!